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地震から身を守るために

 日本は、世界有数の地震大国で、これまで多くの地震や津波による災害を経験してきました。例えば、平成28年の熊本地震において、最大震度7の地震が2度発生したほか、一連の活発な地震活動によって、甚大な被害を受けました。大きな被害をもたらす地震は特定の地域に限って発生しているわけではなく、全国各地で発生しています。大きな地震によって強い揺れとなった地域では、引き続く地震活動で家屋などが倒壊したり、落石やがけ崩れなどの土砂災害が発生しやすくなったりします。

 気象庁は、このような地震災害を防止・軽減するために緊急地震速報、地震情報、長周期地震動に関する観測情報、南海トラフ地震関連情報等を発表し、注意や警戒を呼びかけています。突然襲ってくる地震から身を守るためには、これらの情報を理解し、迅速な避難(安全確保)及び日頃からの備えを行うことが重要です。

 

防災グッズは日用品やアウトドアグッズを利用しよう!

防災用品・備蓄品については定期的に全てチェックし直して、期限が近いものは家族で毎年消費してしまうようにするのが一番でしょう。
古いものから消費して、新しい物を買い足していく「ローリングストック」をすれば普段使いの食品で十分なので、長すぎる期限の災害時用の食品は必要がないのです。

食料品以外では、キャンプ用品などはほとんどの場合災害時に活用可能です。避難所でスペースが確保できないときなどはテント、寝袋、ランプなど、フルセットでキャンプ道具が役にたちます。簡易式のコンロなども普段から使っておけば、ボンベの本数なども把握できていることでしょう。

水や食料は当たり前! 命を守る本当の「防災用品」を確認しよう。

発生の懸念されている「首都直下型地震」ではエネルギー・水道の長期的な停止も予測されています。避難所は、被災したことのない人にとっては、全く信じられないほどの過酷な状況が発生します。エアコンのない固い床の体育館にシートを引き、わずかばかりのスペースで、プライベートな空間は存在しません。他人の出す話し声やいびきは安眠を妨げ、暴力や盗難などは日常茶飯事の出来事になります。精神的にも、身体的にもまいってしまう人が続出します。そんな過酷な場所に行かないようにするためには、インフラが回復するまでの十分な備蓄をしておく必要があります。

 

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